Yes!PPFではボディ用のプロテクションフィルムにアメリカXPEL製のフィルムを使用しています。
XPEL社では複数のフィルムを製造・販売しています。それぞれに製品性質が異なり、良い点はもちろん悪い点もあります。
用途や目的、保護対象物などにより使用するフィルムを使い分けることも非常に重要であり、それに付随してフィルム特性などをよく把握した店舗での施工が大切です。
フィルムは同一グレードでも年に数回の仕様変更があるためいつ製造されたフィルムを使用するのかと言うこともとても大切です。
せっかく施工するのであれば、最善のフィルムで、安心の施工を行える店舗で、と言う当たり前をYes!PPFではお約束します。
   
  Yes!PPFでは最善の施工を行うためにフィルムに関していくつかのお約束をいたします。
・使用するフィルムは製造から半年以内のフィルムを使用します。
  →フィルムは長期保管を行うとロールの巻き圧によりフィルムが傷むため長期保管を行わない在庫管理を行っています。
  →仕様変更に伴う旧モデルを提供しないようにXPEL社と密に情報交換を行い、毎月フィルムを輸入しています。
・使用する際にはお客様毎のカルテを制作し、使用したフィルムの製造ナンバーを控えています。
  →製品製造上の不良などにも迅速に対応するためにフィルムのナンバーリング管理をしています。
     

Yes!PPFはアメリカXPEL社の正規輸入・販売元です。
安心してフィルム施工をいただけるよう、フィルムに関する情報をXPEL社が発行しているデータを基軸に、わかりやすく特性を説明したものです。 

本国資料PDF
参照資料発行:2011.2
2011年8月から販売している製品です。
現在、フィルムの最上位に位置付けられているフィルムで、屋外保管による雨染み、ウォータースポット、変色に対して強い保護膜が形成されています。
Yes!PPFでは基本的に大きな理由のない場合はこのフィルムにて施工を行います。

トップコート 0.5mil 0.5ミルのウレタン・クリアーコート層です。
エラストメリック・ポリマーを表面に含ませることで対染色、防汚、表面のかき傷を抑制し、それらからフィルムを守る働きがあります。結果として従来型よりフィルムの表面劣化耐久性が増し、光沢感も持続するようになりました。
衝撃吸収保護層
(基材)
6mil 高い柔軟性に加えて伸びに対して元に戻ろうとする復元力を兼ね備える塩ビ製フィルムなどには見られないポリウレタン性の保護層です。
時間の経過でも硬化しにくく高い柔軟性を維持できる特性から飛来物などの衝撃を長い期間吸収し続け、ボディの塗装面を保護します。
粘着層 1.6mil 透明度の非常に高い特殊アクリル製接着剤です。
複雑な曲面で構成される自動車への施工のために専用開発された接着剤で、非常に高い接着力を持ち、ボディとフィルム(衝撃吸収保護層)の剥離もない非常に優れた接着剤です。
貼り付け前は乳白色で透明度がありませんが、きちんとボディ面と密着させると透明度が高くなる特殊な接着層ですが、プレミアムと比較すると光の加減などにより若干白っぽく感じる場合があります。
剥離紙 2mil フィルム施工前に剥がしてしまう接着層を保護する目的のシートです。
材質にポリエステルを採用することで剥離紙そのものの平滑さが非常に高く、それにより接着層も非常に高い平滑さを維持しています。剥離紙の色は不透明ヘアライン調のホワイトです。
総合 8.1mil
(0.2mm)
剥離紙を除く
アメリカにて最上位に位置するフィルムです。
:選択のメリット
  ・フィルム表面にセルフ・ヒーリングと呼ばれる特殊保護膜を持つため従来のフィルムに比較して傷、変色からの耐久性が向上しています。
・変色に強いため、白やシルバーなど色の明るい車両へ施工しても経年変化によるフィルムの劣化が従来よりわかりにくくなっています。
スクラッチキズに対する復元作用がある特殊処理がされているために植木やカバンなど軽度の接触が考えられることへのボディ保護目的でフィルム施工を検討されている方には非常によいフィルムです。
・フィルムが厚いために保護効果が期待できるほか、中古車両などの洗車キズや小キズの上に施工を行うとキズが目立たなくなります
×:選択のデメリット
  ・保護膜は製造工程でフィルム表面に塗布されるため、塗布ムラのような微細な波打ちがあり、平滑感はエクストリームより劣ります。そのため『黒』や『赤』といった深みの高いボディカラーに施工すると光の反射具合により表面にわずかながら波状の視覚的なフィルム感が確認できます。
対裂性が弱いため、パイロンやガードレール、植木鉢、自転車、スーツケースなどの硬い物体への接触によるボディ保護には効果はエクストリームより劣ります。

何からボディを守るかを考えてフィルムをお選びいただく形が理想的です。
厚みはXTREMEとの比較ではコンマのレベルで厚みがありますが、フィルムの柔軟性はXTREMEより高く、耐衝撃性と言う点においても推奨されます。
Yes!PPFではサンプルフィルムをご用意してフィルム特性を肌で感じてお選びいただける環境をご用意しております

本国資料PDF
参照資料発行:2011.2
2011年5月から導入されている従来の『PREMIUM(プレミアム)』に変わるフィルムです。
XPEL社の標準フィルムに位置づけられ、従来のプレミアムと比較をすると衝撃吸収保護層は0.5ミルほど薄くなりましたが施工性が向上したことにより従来のフィルムで発生しがちだった「糊ズレ」と呼ばれるフィルム表面に現れるシワのような接着層のヨレの発生率が大きく軽減されました。それにより高い透明度がより発揮されました。

トップコート 0.5mil 0.5ミルのウレタン・クリアーコート層です。
高密度有機化合物ポリウレタンにより高い透明度を維持しながら、従来のフィルムに多く見られた黄ばみやクスミに耐えるようになりました。
衝撃吸収保護層
(基材)
5.5mil 高い柔軟性に加えて伸びに対して元に戻ろうとする復元力を兼ね備える塩ビ製フィルムなどには見られないポリウレタン性の保護層です。
時間の経過でも硬化しにくく高い柔軟性を維持できる特性から飛来物などの衝撃を長い期間吸収し続け、ボディの塗装面を保護します。
粘着層 1.6mil 透明度の非常に高い特殊アクリル製接着剤です。
複雑な曲面で構成される自動車への施工のために専用開発された接着剤で、非常に高い接着力を持ち、ボディとフィルム(衝撃吸収保護層)の剥離もない非常に優れた接着剤です。
貼り付け前は乳白色で透明度がありませんが、きちんとボディ面と密着させると透明度が高くなる特殊な接着層ですが、プレミアムと比較すると光の加減などにより若干白っぽく感じる場合があります。
剥離紙 2mil フィルム施工前に剥がしてしまう接着層を保護する目的のシートです。
材質にポリエステルを採用することで剥離紙そのものの平滑さが非常に高く、それにより接着層も非常に高い平滑さを維持することができます。剥離紙の色は不透明ヘアライン調のホワイトです。
※製造ロットにより透明の剥離紙に代わる場合があります。
総合 7.6mil
(0.19mm)
剥離紙を除く
:選択のメリット
  ・フィルム表面の平滑感と透明度がアルティメイトより優れています
・透明感に優れるため、ソリッドブラックなど鏡面性の高いボディカラーへ施工すると色の深みが増し、クリアコートを施したような仕上がりになります。
対劣性に優れ、鋭利な飛び石やパイロンなどとフィルムに裂くようなボディと平行に動く対象物との接触に強くジムカーナやサーキット専用車両に適しています
・対劣性に優れ、荷物の積み下ろしで傷がつきやすいトランク部分やヒールなどが接触して傷のつきやすいドア開口部などに適しています。
×:選択のデメリット
  ・アルティメイトと比較してトップコートが傷、雨水による浸食に弱く屋外保管や雨天使用後に放置されることの多い車両の場合、雨染みなどが取れなくなる場合があります。

何からボディを守るかを考えてフィルムをお選びいただく形が理想的です。
Yes!PPFではサンプルフィルムをご用意してフィルム特性を肌で感じてお選びいただける環境をご用意しております

本国資料PDF
参照資料発行:2010.4
従来のボディ保護用フィルムの製造工程を変更することで表面に意図的に曇りを作り、ボディ保護性能はそのままにボディ色を艶消しに変えることができるファッション性を併せ持つ特殊なフィルムです。

衝撃吸収保護層
(基材)
6mil 高い柔軟性に加えて伸びに対して元に戻ろうとする復元力を兼ね備える塩ビ製フィルムなどには見られないポリウレタン性の保護層です。
通常のフィルムと異なり光沢をなくすための表面処理が施されているほか、フィルムそのものも柔軟性の高いものになっています。保護効果と艶消しのファッション性を兼ね備えた理想的なフィルム
粘着層 2mil 透明度の非常に高い特殊アクリル製接着剤です。
本来、艶消しフィルムなので透明度は重視されないかと誤解されがちですが、透明度を下げると同時にフィルムが白っぽくなる現象が発生するために粘着層は従来同様に透明度の高いものを使用しています。
フィルムが透明よりも柔らかく柔軟性が高いためにフィルムを伸ばした際に粘着層が薄くなりムラや糊ズレが発生するのを防ぐために透明フィルムよりも厚めの粘着層になっています。
剥離紙 4mil フィルム施工前に剥がしてしまう接着層を保護する目的のシートです。
材質にポリエステルを採用することで剥離紙そのものの平滑さが非常に高く、それにより接着層も非常に高い平滑さを維持することができます。剥離紙の色は不透明ヘアライン調のホワイトです。
初期モデルは紙製でしたが現在はプラスチック製のライナーを採用しています。
総合 8mil
(0.3mm)
剥離紙を除く
:選択のメリット
  ・ボディのオリジナル・カラーに関わらずその色を艶消しにすることができるのでラッピングにはないカラーを表現することも可能です。。
・剥がせば元に戻せるので売却で再塗装による査定額低下になりません。
・従来の『艶消し塗装』や『艶消しフィルム』と異なりボディ保護性能を併せ持ちます。
×:選択のデメリット
  ・ラッピングとは異なるため巻き込み施工などができず、それによりエッヂ部分などは一部オリジナル・カラーが露出します。(少し離れれば全くわからない仕上がりです)
・フィルム製造上のロール・ラインと呼ばれるラインが入り、艶消しの表面が若干ですが均一な表情になりません。

Yes!PPFではサンプルフィルムをご用意してフィルム特性を肌で感じてお選びいただける環境をご用意しております

milという単位に関して
milは「ミル」と読むアメリカで使用されているインチ表記に基づく単位です。
1ミル=0.001インチ=0.025mm
となります。

自動車用ウインドフィルムなどで使用されることの多い『μm(マイクロメートル)』という単位とはまったく異なり、
マイクロメートルはメートル表記に基づく単位です。
以前は同一単位を「μ(ミクロン)」と呼んでいましたが、現在この呼称は廃止されています。
1マイクロメートル=0.001mm

換算例)
XPEL ULTIMATE:8.1mil = 0.2025mm = 202μm