トップコート |
0.5mil |
0.5ミルのウレタン・クリアーコート層です。
エラストメリック・ポリマーを表面に含ませることで対染色、防汚、表面のかき傷を抑制し、それらからフィルムを守る働きがあります。結果として従来型よりフィルムの表面劣化耐久性が増し、光沢感も持続するようになりました。 |
衝撃吸収保護層
(基材) |
6mil |
高い柔軟性に加えて伸びに対して元に戻ろうとする復元力を兼ね備える塩ビ製フィルムなどには見られないポリウレタン性の保護層です。
時間の経過でも硬化しにくく高い柔軟性を維持できる特性から飛来物などの衝撃を長い期間吸収し続け、ボディの塗装面を保護します。 |
粘着層 |
1.6mil |
透明度の非常に高い特殊アクリル製接着剤です。
複雑な曲面で構成される自動車への施工のために専用開発された接着剤で、非常に高い接着力を持ち、ボディとフィルム(衝撃吸収保護層)の剥離もない非常に優れた接着剤です。 貼り付け前は乳白色で透明度がありませんが、きちんとボディ面と密着させると透明度が高くなる特殊な接着層ですが、プレミアムと比較すると光の加減などにより若干白っぽく感じる場合があります。 |
剥離紙 |
2mil |
フィルム施工前に剥がしてしまう接着層を保護する目的のシートです。
材質にポリエステルを採用することで剥離紙そのものの平滑さが非常に高く、それにより接着層も非常に高い平滑さを維持しています。剥離紙の色は不透明ヘアライン調のホワイトです。 |
総合 |
8.1mil
(0.2mm)
剥離紙を除く |
アメリカにて最上位に位置するフィルムです。
○:選択のメリット |
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・フィルム表面にセルフ・ヒーリングと呼ばれる特殊保護膜を持つため従来のフィルムに比較して傷、変色からの耐久性が向上しています。
・変色に強いため、白やシルバーなど色の明るい車両へ施工しても経年変化によるフィルムの劣化が従来よりわかりにくくなっています。
・スクラッチキズに対する復元作用がある特殊処理がされているために植木やカバンなど軽度の接触が考えられることへのボディ保護目的でフィルム施工を検討されている方には非常によいフィルムです。
・フィルムが厚いために保護効果が期待できるほか、中古車両などの洗車キズや小キズの上に施工を行うとキズが目立たなくなります。 |
×:選択のデメリット |
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・保護膜は製造工程でフィルム表面に塗布されるため、塗布ムラのような微細な波打ちがあり、平滑感はエクストリームより劣ります。そのため『黒』や『赤』といった深みの高いボディカラーに施工すると光の反射具合により表面にわずかながら波状の視覚的なフィルム感が確認できます。
・対裂性が弱いため、パイロンやガードレール、植木鉢、自転車、スーツケースなどの硬い物体への接触によるボディ保護には効果はエクストリームより劣ります。 |
何からボディを守るかを考えてフィルムをお選びいただく形が理想的です。
厚みはXTREMEとの比較ではコンマのレベルで厚みがありますが、フィルムの柔軟性はXTREMEより高く、耐衝撃性と言う点においても推奨されます。
Yes!PPFではサンプルフィルムをご用意してフィルム特性を肌で感じてお選びいただける環境をご用意しております。 |